へもか

憶測以上の確定未満

菓子パンをフレンチトーストにしてみた

クリームパンのフレンチトースト

ネットでクリームパンをフレンチトーストにするというのを見かけた。なるほど、そういうのもあるのか。

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さっそくスーパーでクリームパンを入手し卵液に一晩浸した。

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朝、ウキウキで焼いていく。
フレンチトーストはフランス語では「パン・ペルデュ(失われたパン)」というそうです。
時間がたってパサパサになったパンもおいしく食べられるもんね。

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おいしかった。
バターで焼いた表面はサクッと、卵液を吸ったパンとカスタードクリームは境界が分からなくなるくらい柔らかでどこまでも甘くて。

ただ、驚きはなかった。カスタードクリームも卵と牛乳だから合うことは分かりきっているし、外にも中にも同じメンバーを集められたクリームパンのほうが驚いたとおもう。

もっとおいしさと驚きのある市販商品のフレンチトーストがあるはずだ。

 

ちがうパンをフレンチトーストにする

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可能性を感じたパンを三種類買ってきた。

1. フジパン あん&ホイップパン
2. ヤマザキ ランチパック ハム&マヨネーズ
3. フジパン 三角チョコパイ

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卵液に一晩浸しておく。
それぞれの卵液の吸い具合もたのしみだ。ワクワクで寝る。市販品のパンでこんなにワクワクできるなんて安上がりな性分でよかった。

 

1. フジパン あん&ホイップパン

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焼いていく。
驚きのある、と言いながら間違いなさそうなチョイスをしてしまったが、あんだけではあまりに普通なのであえてホイップ入りを選んでみた。
というか常温で売ってるホイップクリームって何でできているんでしょうか、企業努力?

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ホ、ホイップーーーッ!!
ホイップが死んでしまった(あたりまえ)。

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ワ〜!甘〜い!!
熱々の餡子と溶けたクリームの甘さが強すぎてフレンチトーストのミルクや卵の風味は遠くに霞んでしまう、まさに(バランスの)失われたパン。

適切な甘さの具材か、甘さが均一ではなく偏在するもののほうが相性がいいのかもしれない。

 

2. ヤマザキ ランチパック ハム&マヨネーズ

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ランチパックはパンの薄さのわりに卵液の吸いも良く、卵と牛乳の風味もしっかり味わえそう。
私はあまじょっぱい食べものが大好きなので、この組合せにはとくに期待している。

マヨネーズの存在だけが、伸るか反るか。

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おお、あまじょっぱくていい!
マヨネーズの酸味は思いのほか気にならず、塩味が強調されている程度。ただハムがふにゃふにゃで弱く食べ応えの不足感は否めない。

ちがう具材でチャレンジしてみてもよいかもしれない。ハムカツとか北の富士カレー風*1とか。

 

3. フジパン 三角チョコパイ

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最後は生地をデニッシュに変えたパンを用意してみました。
油分の多い生地のせいか卵液の吸いはあまりよくなかったけどどうだろう。

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ちなみに卵焼き器はパンの角を焼くのにぴったりだった。とくにこのパンは厚みがあり側面も焼きやすい。

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デニッシュらしい表面のサクサク感にニッコリ。
やはり卵液の染みはまあまあだけど、とろけたチョコを絡めながら食べすすめていくのもおいしい。チョコのない部分があるので一本調子にならずいいかんじです。

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表面以外ではデニッシュの食感がないのはすこし残念だけど、卵液吸わされているんだから仕方ない。
あと中年の胃袋には若干のバターオーバー。悲しい。

 

あまじょっぱ系に期待

個人的には、2. ヤマザキ ランチパック ハム&マヨネーズに驚きと可能性を感じたので、あまじょっぱ系となる惣菜パンは今後も試してみる価値がありそう。
パン生地別では肝心のハード系を忘れていたので試したいし、蒸しパンやドーナツ*2も参戦させてみたい。

LANDインスパイアなチキンカレーをつくるぞ

はじめに

立派な霧島鶏の骨付モモ肉が半額で売られていた。骨付の鶏肉といえばLAND*1、LANDっぽいチキンカレーをつくろう。

材料(2人前)

タマネギ: 400g
トマト缶: 50g
ヨーグルト: 50g
ココナッツミルク: 100ml
*2: 100ml

鶏モモ肉: 500g
ヨーグルト: 15g
塩: 肉の重さの1%
ブラックペッパー: 小さじ1/2

オリーブオイル: 大さじ2
にんにく: 8g
しょうが: 8g
水: 25g
塩: 小さじ1弱

スパイス(ホール)
フェンネル: 小さじ1/2
クミン: 小さじ1/2
マスタードシード: 小さじ1/2
ローリエ: 1枚

スパイス(パウダー)
コリアンダー: 小さじ1
クミン: 小さじ1
チリ: 小さじ1/2
カルダモン: 小さじ1/2
ターメリック: 小さじ1/2
クローブ: 小さじ1/4
シナモン: 小さじ1/4

トッピング
マッシュポテト(メークイン*3
タマネギ(みじんぎり)
フライドオニオン
カレーリーフ
クミン(ホール)
クミン(パウダー)
パプリカ(パウダー)

材料が多く見えるけどほとんどはスパイスとトッピングだから大丈夫。

スパイスは15種類を使用していると具体的な数字を見かけたため、なんとか15種類選んだらこうなってしまった。
コリアンダーをベースとし、カルダモンとシナモンやクローブといった爽やかで甘い香りのスパイスを加え、チキンと調和するイメージとした。
ホールスパイスでもフェンネルシードで爽やかな調和を目指しつつ、ローリエを使うことでマッシュポテトとの親和性を高めたい。

手順

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鶏肉は約500g、塩(肉の重さの1%)とヨーグルト(15g)とブラックペッパー(小1/2)といっしょにビニール袋にいれ冷蔵庫で2時間から最大で48時間漬けておく。

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肉をホロホロに仕上げるのと確実に火を通すため、電気圧力鍋で加熱することにする。
ついでに炒めるのに時間のかかるタマネギも加熱してチキンの脂や旨みを含ませちゃおう。
タマネギ(400g)を薄めにスライスして鍋に敷き詰める。

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ヨーグルトでしっとりした鶏肉をそのうえに載せたら調理MAXギリギリ!

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骨付き肉は火が通りにくいので20分*4やっちゃいます。このあいだに他の材料を用意しておこう。

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減圧後の様子。
ハイ完成です、と言うくらいすでにおいしそうな香りが立ち込める。

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手際よく進められるよう集められた材料たち。

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鍋にオリーブオイル(大2)とマスタードシード(小1/2)をいれ弱火で加熱開始。

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マスタードシードからナッツのような香ばしい香りが漂ってきたらクミン(小1/2)とフェンネル(小1/2)を加える。弱火のままクミンとフェンネルがぷっくり膨らみ香りが立つまで待つ。

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ローリエ(1枚)を加えて焦がさないようにオリーブオイルを絡める。

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ローリエの香りが感じられたら圧力鍋から取り出したタマネギをドンといれて、中から強火で水分を飛ばしながら炒める。
蒸し煮してから炒めると舌触りなめらかでタマネギの甘さを感じやすく強調できるそうです。おいしそう。

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すっかり水分が飛んでまあまあ焦げついてきました。

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一度火を消して、すりおろしたニンニク(8g)とショウガ(8g)と焦げつき防止に水(25g)を足す。
弱中火にしてニンニクとショウガの良い香りがするまで炒める。

ちなみに一度火を消すことでニンニクが油でバチバチ跳ねるあれが起こりにくくなるらしいです。

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コク旨み担当としてヨーグルト(50g)*5とトマト缶(50g)を追加し、水分を飛ばすように炒める。

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弱火にしたらパウダースパイスと塩(小1弱)を振りいれしっかり混ぜて油になじませる。
ぜったいに焦がさないように混ぜながらも、油にジワッとスパイスの色が浮かぶまで強気で数分炒める。

私なんかはスパイスをいれてからは焦ってササッと次にいってしまうのでSiriに頼んで2,3分計ってもらう。思っているより数分は長い。

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Siriに終了の合図をもらったらココナッツミルク(100ml)と鶏肉のグレイヴィ(100ml)を加えて弱中火で煮立たせる。完成は間近です。

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あ、鶏肉のことを忘れていた。ルーと一緒に温めておこう。

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チリの赤色でルーの油が輝き鶏肉が温まったら完成です。
一度冷まして食べる直前に再度温めるようにすると鶏肉をルーの風味に馴染ませることができるとおもいます。

できました

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炊き立ての米を手早く四角錐の形状にまとめ、マッシュポテトを添えたら肉を据えルーをかけトッピングをそれぞれ配置していく。

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ちなみに四角錐のが食べるひとの正面にくるように盛りつけたほうが綺麗です。これはが正面になってしまっているので失敗。

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アツアツのうちに食べちゃおう。

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う、うまいやんけ〜!
鶏肉もやわらかに仕上がりました。

タマネギの甘みにチキンの肉汁を利用したグレイヴィな旨さが加わり甘く爽やかで複雑なスパイスが合わさってインドとも欧風ともいえない日本式のカレーができました!

トッピングについて

LANDのカレーはすこしずつアップデートされているとのことでトッピングも変化していますが、私がいちばん好きなのは今回参考にした2018,2019年頃のスタイル。
ルーの赤みがかった茶色に、タマネギのみじんぎりの白やドライのカレーリーフのシックな緑、パプリカパウダーの赤が散りばめられたお皿はほんとうに他にはない美味しくて美しい佇まいでした*6

2017年は散らされているのはネギでしたね!意外! 2018年にはカレーリーフになっていました。
2019年も引続きカレーリーフ。こうして見るとクミンパウダーが確認できる。

近年は行けていないので早く食べに行きたいです。

参考

レシピのないカレーをつくるときはこの本がいちばん頼りになります。タマネギの加熱方法からスパイスの組合せ、チキンはブライニングかソテーかヨーグルトでマリネなのか。
目指す仕上がり別にレシピを組み立てることができます。

ポークカレーに1.5個分のタマネギ シェフは元デザイナー「LAND」(東京・目黒) | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
スパイスの数とオーナーがなぜどんなマッシュポテトを添えたいと思っているのか動機が分かり参考になりました。
ライスも熊本産ヒノヒカリと書かれているのですが、あっさりめの食味でカレーを邪魔しない米であれば良いのかなと解釈。

味とビジュアルが完璧に調和! 目黒の新名店が提案する、今すぐ食すべき新感覚カレー | FORZA STYLE|ファッション&ライフスタイル[フォルツァスタイル]
あまりレシピには言及されていないけど、“調和”をLANDのコンセプトとしていることや“日本式”の考えかたなどオーナーの話が多く迷ったときの方針の参考としました。
ガスコンロと鍋で小ロットの米を炊く理由も明かされていてスッキリ。
あとオーナーの素敵な髭にちゃんと触れている点もかなり良いです。

目黒No.1カレー「LAND」でスパイスとコクが最高な激ウマ!チキンカレーを堪能
あっちこっち行って食べてみたというだけのブログだけど、トッピングのパウダースパイスは“クミンとスイートチリとのこと”という伝聞風の記載があったためそのまま採用。

*1:ナイルレストランのムルギーランチでしょうという説も有り。

*2:鶏肉のグレイヴィを利用するとなお良い。

*3:どこかでメークインを使っているという文章を読んだ気がしてわざわざ買ってきたのだけど二度とその文章は見つけられなかった。お好みで。

*4:鶏肉の大きさにあわせて要調整。正直500gオーバーの鶏肉は20分じゃギリギリ。このあと火を通す工程はほぼないのでここで確実に火を通したい。

*5:このヨーグルト必要なのかなというのは正直疑問だけど、私と同じでマリネで使ってどうせ余っているという方は入れてしまいましょう。

*6:2022年現在はパプリカとクミンのパウダーのみのシンプルな姿になっているようです。ちょっと残念

家でハンバーガーをつくる3つのコツ

1. ステーキ肉でパティをつくる

挽肉ではなくステーキ肉を用意すること。部位は肩ロースで十分です。

2. パティは捏ねない

チョップしたステーキ肉に塩とブラックペッパーを加えて混ぜてしっかり冷やせばオーケー。カンタンに言うと、塩によってタンパク質が溶けだすことで結着性が高まります。

捏ねるハンバーグとは別物です。

3. バンズはイングリッシュマフィン

手軽さとおいしさ、そして強度の点でパスコの超熟イングリッシュマフィンが最適です。フワフワしたパンではソースや具材の水分でグズグスに崩れてしまいます。

 

コツは上記の3点です。
これさえ押さえれば十分おいしいハンバーガーができます!

よって以下はもう蛇足ですが、材料と調理の流れです。

 

材料(2個分)

パティ
牛肩ロース: 240-300g(MAX150g/個)
塩: 肉の重量の1%
胡椒: 少々
ナツメグ: 少々

具材
レタス、トマト、チェダーチーズ、たまねぎ、ピクルス

ソース
(バンズ上)タルタルソース
(バンズ下)ディジョンマスタードマーマレード

バンズ
超熟イングリッシュマフィン

 

調理: パティをつくる

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牛肩ロースを用意しひたすらチョップ。丁寧に筋や脂を取り除いてみたり、牛脂を足してみたり、焼く環境に合わせて好みで調整するとたのしい。

フライパンで一枚ずつ焼くなら火加減をこまかく調整できるので、赤身でもおいしく焼ける。脂を落としながら焼けるグリルなら牛脂を足して香ばしく焼きあげてもよさそうです。

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このくらいでも十分まとまっちゃいます。あとはもう好みで調整。

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このくらいにしておいてやろう。

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ひとつ120gから150gくらいに丸く整えて冷蔵庫でしっかり冷やします。

一度だけ200gくらいの大きなパティで作ったことがあります。自家製の大きなパティ、夢がある。夢はあるけどバンズとのバランスがわるくてハンバーガーとしてはいまいちでした。バランスが大事。

調理: 材料を揃える

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パティを焼きあげたら積みあげるだけの状態になるよう具材をすべて用意。

具材の積みあげる順番もシミュレーションが必要です。
私はパティの旨みがなるべくダイレクトに舌に触れるように、という理論を信じているので下のバンズのすぐ上にパティを重ねます。

ようはすきなハンバーガー屋さんの真似をするのがたのしい。

調理: パティとバンズを焼く

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このときはパティの横でバンズも焼きましたが、油を吸いすぎてベチャッとするので別でトースターで焼くやり方に変えました。

このほうがイングリッシュマフィンはカリッと焼けてよかったです。

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片面が焼けたらチーズを載せて蓋をしておきます。
バンズにソースを塗って好みの具材を好みの順番で積みあげます。

完成

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これが私なりの家バーガーだ! うまい!
それにしてもレタスのボリュームが異常なので調整したいと思っています。

 

参考

No.18のオーナー自ら惜しげもなくNo.18のハンバーガーについて語ってくれている。

おなじくNo.18のレポート。こちらはソースの話があり参考にした。

パティの焼き方のみこちらを参考に(道具が近かったので)。

バンズはイングリッシュマフィンでいい、というのはこちらから。

クルズバーガーのレポート、今回は参考にしていないけどいつか真似したい。

余裕のある大人はクソと言わない

夫から「クソと言わないように」と注意されつづけている。もう何年も注意されている気がするけど、つい言ってしまう。もはや年齢的にも望ましい言葉使いとは言いがたく、使わないほうがいいなと私も思っているのだけどつい口から出てしまう。

原因に立ち戻った根気強い治療が必要だろう。クソ発言の核心に迫りたい。

 

思いかえすと、程度を強調するクソは言わなくなってひさしい(e.g. クソほど退屈)。これは言い換えの容易なクソだったから使わなくなったのではないかと考えられる。安易なクソは言わなくなっていたのだ。偉い。

現在もクソと言ってしまうシーンは、自身のボキャブラリが貧弱なためクソに頼っているのではないか。いわばクソ一強、誇れる状況ではない。

クソを分類し適切な言い換えをそれぞれ用意しておけば、程度のクソと同じように治る可能性がある。

 

期待と現実との剥離に直面した瞬間のクソはよくうっかり口から出ているのではないか。これはその原因により複数の言い換え候補が必要になる。

原因が自分の場合はそのまま「しまった」や「無念」で良いだろう、私が悪いのだから。原因が他人の場合は期待を裏切られ失望しているのだから「ガッカリ」がちょうどいい。そこまで心構えができていなかったときは「ナッ(何ッ?の意)」くらい短いものも良さそうだ。

本来、他人に期待することが間違っているのだけど、社会には様々な人間がいて期待未満の予測をも裏切られるのだから仕方ない。

これを踏まえると、クソと言う人はそのたび小さく裏切られて失望しているんだ。かわいそうになってきた。

 

常軌を逸した最低最悪な事象もやはりクソと言うしかなかった。どうしてもそういう人間や出来事や社会は存在する。これはきちんと怒りを込められる「不愉快」や「ゲーッ(嘔吐)」がいいだろう。長すぎるフレーズは使える場面が限られるかもしれない、ただ深く息を吐いたあとの「見るに堪えない」は怒りより複雑な憤りを表現できる。

シンプルなクソは「残念」で良いだろう。

 

そもそもクソと言わざるを得ないような事象や環境に身を置かなければいい。

想像してみよう。いらない仕事を増やす会社の先輩、不快な通勤電車、問答無用の物価高、何十年も停滞している経済、人口減に本気で取り組まない日本の政治、いまだにジュラシックパークが存在しない現実。現実は実際にクソなので、クソのない環境を求めることは不可能だ。

 

結局、いちばんクソと言ってしまうのは急に天候が荒れたとか、電車遅延のせいで狙った急行に乗換えられなかったとか。自分ではどうにもできない権外の出来事が多いことに注目したい(ストア派)。

天気予報を見て折りたたみ傘を持ったり、急行に乗れなくても焦らずに済む時間に家を出たり、すこしの余裕を持っていればクソと言わなくて済んでいるのではないか。

言いかえれば、クソと発言するときは余裕のなさの露呈に他ならない。

 

余裕のない大人。あまりかっこよくない響きですね。余裕のある大人になれることを願ってクソ発言を減らしていきたい(ここまで1,280文字)。

電気圧力鍋に材料をぜんぶ入れてつくるスパイスカレーはうまいか

結論

家カレーとしては十分なおいしさです。

 

はじめに

ちょうど一年くらいまえに「火を使わずに南インドカレーをつくる」という実験をしたけども、もう電気圧力鍋にすべて任せてしまいたい。

できるのか、できないのか、どっちなんだ。とにかく結果を見てみたいという好奇心とラクをしたい一心で鍋にすべてを入れた。

 

レシピ

作ったことのあるレシピでシンプルなものということで、魯珈の齋藤さんのチキンカレーに決めた。YouTubeでも齋藤さん自ら説明しており、これを見たうえでも火を使わず作ろうというのは胸が痛い気もしたが実験のためなんだ、君(レシピ)には犠牲になってもらう。

電気圧力鍋に順に材料をいれていく。オリーブオイル、ホールスパイス、ニンニクとショウガ、タマネギ、鶏腿肉、パウダースパイス、トマト缶。

レシピでは水を入れるが、密閉される電気圧力鍋なので水なしでいってみよう。はい、加圧調理で10分。

 

できました

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良い点

十分おいしい。十分おいしいというのは、人にはごちそうできないが家カレーとしてはおいしい、という程度。

たしかに魯珈さんのレシピで感じられるスパイスひとつひとつがそれぞれ香るようなめくるめく存在感はないが、とくにパウダースパイスが粉っぽいというようなこともなくカレーになっている。

在宅勤務終了と同時にカレーにありつける。うれしい。だいたいの仕上がる時間もわかるのでそれまでに仕事を終わらせるぞというモチベーション(食欲)が湧く。

後片付けも圧倒的にラク。コンロもオーブンも使わないので、洗うのは鍋と皿とスプーンのみ。

 

悪い点

ホールスパイスの風味がメチャクチャ弱い。本来ならば油で加熱することで風味を油にうつすホールスパイス(ほとんどは油溶性)は、水で煮る電気圧力鍋とは相性が悪いのだろう。こんなに香らないシナモンスティック、かわいそうになっちゃう。

 

追記

今日は電気圧力鍋でサンバルをつくった。

ホールスパイスはテンパリング(ホールスパイスを油で熱して風味を引き出す作業)で最後に加えたら、マスタードシードの香ばしさやチリの香りが加わっておいしかった。電気圧力鍋ぜんぶちこみ調理の弱点を補うことは可能かもしれない。

 

鯛のビリヤニができました

はじめに

近所のスーパーでよく魚のあらが売られているのだけど、調理に自信がなくおいしそうだなと思いながらも買えずじまいだったところ、「ちゃんと霜降りすればおいしいあら煮になる」と妹から励ましをもらい思い切って購入した。


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おいしそう。

どうしようかな、あら煮もいいけどうちの献立にはハマらなそうだから鯛めしみたいなものになるといいけど、もっとスパイシーな料理が食べたいな、そうだビリヤニにしてみよう。

 

材料

鯛のあら: あるだけ
鶏腿肉: 100g程度(適当にカット)
タマネギ: 100g(スライス)
ニンニク: 1かけ(すりおろし)
ショウガ: ニンニクと同量(すりおろし)
グリーンチリ: 1/2本(小口切り)
ミニトマト: 6個くらい(半割り)

ホールスパイス
マスタードシード: 小さじ1
シナモン: 4cm程度
クミンシード: 小さじ2/3

パウダースパイス
クミン: 大さじ1
ターメリック: 小さじ1/2
チリパウダー: 小さじ1/2
ブラックパウダー: 小さじ1/2
塩: 小さじ1(要調整)

水: 520g
バター: 15g
バスマティライス: 300g(分量外の水で浸水30分)

 

作るぞ

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鯛を霜降りにします。

これは妹も言っていたけど、白ごはん.comさんのやり方でやれば間違いないはず。ウロコを取る段階ですでにボロボロになったけど臭みがとれればいいんです、気にしないで。

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材料が揃いました。*1

バスマティライスは分量外の水に浸水させておく(30分以上)、鍋に油とマスタードシードをスタンバイ、塩はパウダースパイスといっしょにしておく。

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頭のどこかにあら煮のイメージの残滓があり、ついゴボウを足してしまった。

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鍋を弱中火にかける。シナモンの甘いかおりが漂ってもうおいしそうです。

マスタードシードからシュワシュワ泡が出て香ばしいかおりがしてきたらクミンシードを加える、こちらも香りが立ってきたらニンニクとショウガを炒める。

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ニンニクとショウガが焦げるまえにトマト以外の野菜をドン、炒めるぞ。

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オラーーーーッ!

今回はタマネギの炒め具合はしんなり程度でオーケー。タマネギのコクを鯛の旨味とぶつけないイメージ(だそうです)。

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極弱火にしてパウダースパイスを加えて1分くらい焦げないように慎重に炒める。

パウダースパイスが油となじんだかなという感じがしたら、分量の水をいれて中火で煮立て、鯛とバターをイン。弱火にしたら10分くらい煮ます。

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トマト忘れてた。あら、アクアパッツァみたいでおいしそう。
これで鯛のグレービーはできあがり。

浸水させていたバスマティライスをザルに揚げて炊く用の鍋へドサーッ、そのうえにグレイビーもザザーッと流しこんで中火で加熱。沸いてきたら蓋をして極弱火で12分炊く。

蓋をしたまま10分蒸らしたら完成。

 

できた

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うはは炊けたぞーーッ!

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よかった〜!ぜんぜん生臭くない!
バスマティライスに鯛のお出汁がしみしみでおいしい〜!

ゴボウの土っぽい独特な風味、ほんのり香るシナモン、どちらも鯛と相性がいいし、グリーンチリのスッと引いていく辛味も爽やかでちょうどいい。ときどき食べるミニトマトは酸味がギュッと凝縮されていてアクセントになる。

ボイル式のビリヤニは炊き込みごはんがだいすきな日本人の感覚には合いやすそう。

魚のあらへの苦手意識をかなり克服したのでまた買うぞ〜!

 

参考

「菜の花と真鯛のサグフィッシュ」というレシピがあり、鯛に合うスパイスとして参考にしました!

サグ(菜の花)もめちゃ相性良さそうだから合わせてみたい。

「海老のボイル式ビリヤニ」を参考にスパイス量や水量、炊き時間を決めました。



*1:ビリヤニは材料をすべて揃えてから加熱調理へ進めないと、具材追加のタイミングが忙しいのでむずかしくなる

イースト発酵のパンケーキがおいしい

最近、イースト発酵タイプのパンケーキにちょっとはまっています。金曜日の夜に材料をすべて混ぜて冷蔵庫に入れて低温で長時間発酵させて、翌朝ゆっくり起きたら焼くだけでとてもいいかんじ。

なかしましほさんの寝かせるパンケーキのレシピをもとに、生地がかたくてうまく焼けなかったところ等を改造してしまったのでメモ。

 

材料(二人分)

卵: 2コ
牛乳: 300g
砂糖: 20g
サラダオイル: 15g
ドライイースト: 3g
強力粉: 240g

  1. 牛乳をレンジ200wで1分くらい加熱、人肌程度に温める。
  2. ボウルで卵をほぐして砂糖とサラダオイル、1.の牛乳を混ぜる。
  3. 強力粉とドライイーストを混ぜてラップをして冷蔵庫で一晩寝かせる。
  4. 翌朝ゆっくり起きたら(8時間くらい人間も寝る)冷蔵庫からボウルを取り出して常温に戻しつつ焼く。おいしい!

 

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断面がこちら。

こういう気泡の均一なこまかさはベーキングパウダーでは生まれないはず。強力粉100%のおかげなのか異常に加水率の高い配合のおかげか低温長時間発酵のおかげなのか、しっとりもちもち食感。さっくりふわふわしたホットケーキミックスとはまったくの別物。

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生地の甘みは最低限なので、ハチミツやバターで表面に風味をプラスするのがオススメです。

 

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おおむねレシピには満足しているんですが、ドライイーストはすこし調整してみたい。通常はドライイースト1g:小麦粉100gらしく、上記の配合ではドライイーストがやや多い。さらに低温長時間発酵の場合はドライイーストを減らしても良いらしく通常の半分でも十分に発酵させることができそう。

あとはドライイーストからの卒業。

ドライイーストは優秀なので安定しているんだけどおもしろみもないというか、こういう酵母による風味がダイレクトに出る料理は自家製サワードウにチャレンジしてみたい。

発酵は奥が深い。腐敗の恐怖に打ち勝っていつかサワードウを育ててみたい。