どうも、rintaroです。
せともの祭で見かけた"水煎包(シュイチェンパオ)"の屋台。
白い生地を伸ばして具を包んで隣で焼いている大きな鉄板からシュワーッと蒸気のあがる光景を、ああなんだかおいしそうだった…食べたかったな…と思いだすほど食べたくなったので作ることにしました。
じつは水煎包は食べたことがないんだけど、こぶりな肉まんを焼いたようなものだと思うので作れるはずです。
まず生地から。
薄力粉にベーキングパウダーを混ぜてラードを加える、とのことだったけどラードがなかったので(ないよりいいかな)と思い牛脂をいれた。
砂糖を溶いたぬるま湯を数回に分けて加える。
捏ねたけどあまりツルンとしてこない、べたつかなければいいんだと思う。ひとまとめにしてラップで包んで室温に放置。
つぎはなかの具材の準備。
玉葱、キャベツ、椎茸、筍といれることにした。
とにかく刻む!
しかも玉葱は炒める!
サッと茹でたキャベツも刻む!
椎茸も刻む!
水煎包は小ぶりで柔らかな生地で包むから、具材を小さく刻んでおかないと生地を破ってしまうだろうと考え丁寧に刻んだ。
ままごとのような量であることもあり、途中から何をやっているんだろうみたいな気分になった。毎日仕込んでいるひとはもう無の境地なんじゃないか。
豚バラ肉も刻む!
そして塩を加えて木べらでしっかり練ってミンチ状態にする。挽肉は足がはやいから自分で挽いたほうがおいしいんだって。挽いちゃうと空気にふれる部分が桁違いに増えるし確かに劣化しやすそう。
残りの調味料を入れて刻んだ具材を混ぜる。刻むのに苦労したのに混ぜたらこんなちんまりした量になっちゃって…としょんぼりする。わたしは何をやっているんだ。
タネを平らにならしてラップを表面にはりつけるように包んで冷蔵庫で休ませる。
食べるときように葱と針生姜を切っておこう。
このブログの切った生姜を"冷水に浸けてシャッキとさせて使います"のとこが好き。(実際、シャキッとするのでおすすめ)
休ませていた生地とタネを6等分し包む。生地は柔らかいけど穴があくほどやわではないので意外に包みやすい。
量りまちがえたのかタネが7等分されていてひとつ余った。なぜだ!
フライパンに油を熱し小さな肉まんたちを並べてうっすら焦げ目がつくまで焼く。
この並んでいるところが愛らしくて、急速に作ってよかったなぁという気持ちが沸きあがる。おいしくなれよ。
薄力粉を加えた湯を165mlも使って水分がなくなるまで蒸し焼きにする。
ワーイ!焼けた!
蒸したら表面につるんと蒸しものらしい光沢が出ておいしそうじゃないか!
うー、うまい、んだが可もなく不可もない、パンチに欠ける。
食べたことない料理をつくるとゴールがわからないということが分かった。
本物を一度食べたい。どこで食べられるんだ。
レシピはこちらを参考にしました。