最近、イースト発酵タイプのパンケーキにちょっとはまっています。金曜日の夜に材料をすべて混ぜて冷蔵庫に入れて低温で長時間発酵させて、翌朝ゆっくり起きたら焼くだけでとてもいいかんじ。
なかしましほさんの寝かせるパンケーキのレシピをもとに、生地がかたくてうまく焼けなかったところ等を改造してしまったのでメモ。
材料(二人分)
卵: 2コ
牛乳: 300g
砂糖: 20g
サラダオイル: 15g
ドライイースト: 3g
強力粉: 240g
- 牛乳をレンジ200wで1分くらい加熱、人肌程度に温める。
- ボウルで卵をほぐして砂糖とサラダオイル、1.の牛乳を混ぜる。
- 強力粉とドライイーストを混ぜてラップをして冷蔵庫で一晩寝かせる。
- 翌朝ゆっくり起きたら(8時間くらい人間も寝る)冷蔵庫からボウルを取り出して常温に戻しつつ焼く。おいしい!
断面がこちら。
こういう気泡の均一なこまかさはベーキングパウダーでは生まれないはず。強力粉100%のおかげなのか異常に加水率の高い配合のおかげか低温長時間発酵のおかげなのか、しっとりもちもち食感。さっくりふわふわしたホットケーキミックスとはまったくの別物。
生地の甘みは最低限なので、ハチミツやバターで表面に風味をプラスするのがオススメです。
おおむねレシピには満足しているんですが、ドライイーストはすこし調整してみたい。通常はドライイースト1g:小麦粉100gらしく、上記の配合ではドライイーストがやや多い。さらに低温長時間発酵の場合はドライイーストを減らしても良いらしく通常の半分でも十分に発酵させることができそう。
あとはドライイーストからの卒業。
ドライイーストは優秀なので安定しているんだけどおもしろみもないというか、こういう酵母による風味がダイレクトに出る料理は自家製サワードウにチャレンジしてみたい。
発酵は奥が深い。腐敗の恐怖に打ち勝っていつかサワードウを育ててみたい。