開口部恐怖症。そういうのもあると思う二十二時(黒沢清の「回路」を観ていた)。
あと振りかえって見ちゃいけなそうだなって場所で、そうおもっているのに背中のむずがゆさに耐えかねて振りかえってヒヤッとする、振りかえり恐怖症。
突然の大きな音もいやだな。そういう暴力的なやりかたでビクッとさせられた不快感もある。
動きがおかしいのもだめだな。ユラユラしていたり、ユラユラが止まらなかったり、動きはゆっくりなのに凄い速度で迫ってこられる場合は早めに失神したい。
シンプルに暗がりがこわい。逆光で黒く塗りつぶされた顔とか、表情もどこを見ているのかすらわからない顔と対峙するのがこわい。
てか人間がこわいな。