ドライヤーをしているあいだに考えていること6
濡れたままの髪で椅子に座っていたら髪を乾かすよう夫に言われたが、この髪型は濡れているときに毛束感があっていまがいちばんサマになっているんじゃい!と思った。
ドライヤーをしているあいだに考えていること7
金曜日に部屋で映画を観たくてレビューを読みながら映画を選んでいたら「頭カラッポで観れる」というのがあり、小難しいのは観れないなという気持ちだったのでちょうどいいなと再生した。
結果、それはただ脈絡もなくバカをつづける頭がカラッポなだけの映画だった。
それで気づいたんだけど、私にとって「頭カラッポで観れる」というのはほとんど最高の映画に与える評価だった。観ている最中に「ハァ?」みたいな違和感に襲われることなく身を委ねられる映画。それが頭カラッポで観れる映画だ!!!
なにひとつ破綻するなというわけではない。テンポや演出が良いだけでたぶんコロッと騙されてはいる。
具体的に例をあげると「LEGO®ムービー」、「LEGO®ムービー2」。これはほんとに頭はカラッポ、口は半開きで観れる。「スパイダーマン: スパイダーバース」も色彩と動きに飲み込まれて他のことを考えている余地がない。「雨に唄えば」もちょっと観なおさないと自信はないけど、もう我を忘れて観ていたはずだ。
ちなみにロマンチックな映画といえば「フォードvsフェラーリ」だと思っている。あれはロマンのかたまりです。