どうにも垢抜けないパン、やきそばパン。
コッペパンにやきそば挟んじゃうんだからそりゃ垢抜けないよね。しかし考えてみたら作るのはすごい手間じゃないだろうか。
妹を誘って作ってみることにした。
スーパーで買いだし、妹の部屋へ向かう。
妹が薄力粉を買うので妹の部屋にはないんだな、と思ったらすでに部屋に一袋ありなぜ買ったのかは不明。
発酵時間もあり長くかかりそうなコッペパンからはじめる。
量った強力粉に牛乳とバターとドライイーストと砂糖を加えて混ぜる。
参考にしたレシピには「捏ねずにできる」と書かれていたけど、やはり混ぜるだけでは無理があったので捏ねた。
ここで一旦味噌汁を温めます(妹がまだ朝ごはんも食べていなかったので)。
パン生地は皿に移して捏ねながらボウルを中華麺にパス。なぜならボウルがひとつしかなかったから! 買って!
中華麺はすでに実績のある妹が担当。
「これってひとまとまり?」と妹が聞いてくるのだけど、きわどい。
中華麺はスベスベになるまで捏ねるというよりまとまったら寝かせればいいらしい。
レンジでむりやりチンして発酵させたパン生地がこちら。
妹に撮られるパン生地。なぜなら一次発酵後のパン生地はかわいい。
六十グラムずつ、六等分に切り分けた。大きさに迷ったが膨らむと信じて。
円形に広げたら上下からパタンパタンと中心へ向けて折りたたみ、
つなぎめをつまんで、
まないたでこするようになじませて成形終了。
二二〇度に余熱したオーブンで十分焼成。
中華麺、踏まずにいけるらしい。
体重をかけて中華麺をぐいぐい伸ばす。
オーブンから良い香りがしてきて、
めちゃこぶりなコッペパンが焼きあがりました。
小さいやきそばパンなんてのはしみったれていて粋じゃないねい、と妹と話していたのに。やきそばパンは部活後の男子高校生も満足させるガッツリ食べごたえがあってほしい。
焼けてしまったものは焼けてしまったので、中華麺を切る。
いいかんじに切れた!
さっと茹でてついにやきそばへ!
ラードを溶かした中華鍋で野菜を炒めてソースを加える。
ソースはウスターと醤油を二対一で使用。これがおいしかった。
茹であがったら太くなってしまった麺を加えてやきそばができました!
やっとぜんぶ揃いました! ここまで約三時間! 長かった!
これが、丁寧なやきそばパン!
晴れていて多少涼しかったので外へ食べに出ました。
水門。
遮るもののない青空。
風に揺れる草。
グラウンドをトンボで整える野球少年たち。
丁寧なやきそばパン!
追記
中華麺のプロこと妹のエントリーはこちら。
妹の夫は「麺がおいしいね」「パンもおいしい」と褒めてくれたのでデキるやつ。