誕生日祝いのディナーはハンバーグがいいとリクエストをもらったので、ほぼ一週間かけて献立を組み立てた。
食材と味の方向性、色、食感、温度、盛りつけのバランスを考えて決めるんだけど、いつもどうやって自分がやっているかなって、オススメのレシピと一緒に。
ハンバーグ
最近はハンバーグはミート矢澤(のものだと言われている)レシピでしか作りません!
たくさんの牛脂をスーパーでもらわなくちゃいけないので恥ずかしいけど、シンプルでいいレシピ。手でこねるメリットはないことが分かってやらなくなった。
迷ったのは盛りつけで、どうにもこうにも子供っぽい。
盛りつけは料理名で画像検索してイメージすることが多いけど、ハンバーグとニンジンとブロッコリーのあの三色がどうにも垢抜けない。こういうときは英語で「Salisbury steak」と画像検索する。
ハンバーグにマッシュルームとマッシュポテトとインゲンあたりが多く、アイボリーからブラウンのトーンに一色だけグリーンを足すとシックで良いことが分かりメインの食材が決まった。
ちなみに付けあわせのマッシュポテトはこのレシピ。
この時点で器も決めておく。シックな色にしたぶん器はスキレットにしてラフな印象にしてバランスをとることに。
帆立と蓮根とヤングコーンのマリネ
メインと対になるメニューが必要ですよね。
メインが肉ならこっちは魚介で、歯ごたえのある食感も加えたい。ハンバーグは脂が多いので、口をさっぱりさせられるイメージ。
そこまで考えてスーパーに行ったら白くて綺麗な蓮根とぷりっとおいしそうな帆立の刺身があったので迷わず購入。帰ってきてからインターネットで食材を打ちこんで検索する。
青唐辛子と赤唐辛子の辛味は献立の良いアクセントになりそう。タコは抜いて、グリルした蓮根とヤングコーンを和えれば歯ごたえが楽しめるのでこれで決定。
白っぽい食材ばかりなので黒い高台の器に盛って思いっきり上品にお祝い感を出していく。
トマトと焼き茄子と練り胡麻ミントのサラダ
ひとつくらいやったことのないサプライズのあるメニューを作りたい、お祝いだもの。
メインとマリネがガッチリ決めてくれるから冒険しても大丈夫なはず。
こういうときのために用意したターブルオギノの荻野伸也シェフの野菜料理200。
TABLE OGINOの 野菜料理200: 素材から発想する、進化を続けるデリカテッセン
- 作者: 荻野伸也
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ネットの不確かなレシピでは冒険できないでしょう。
ちょうどベランダで恋人が大事に大事にミントを育てているので、ミントを生かしたレシピに決定。私だけがつくったメニューではなくあなたのおかげでできるんですよって感じてほしかった。
ほかの二品は平皿なのでサラダは深皿に。
だいたいそんなことを考えてメニューを決めました。ひさしぶりに思い切り料理をして楽しかった。
追伸、翌日はデミグラスソース風で。