へもか

憶測以上の確定未満

日記

だめだな

仕事が忙しい。 私よりずっと忙しいひとはいるけど、私にとって十分に忙しい。 あふれる仕事を片付けるため外注さんに仕事をお願いする。ほんとはもっと行きたい現場の代理人や職人さんにメールや電話でこまかな部分の確認をする。 あたりまえだけど私の考え…

やさしさではない

また会ってもいいか、もう会う必要もないか。初めて会ったひとを一度の機会で判断しますか。たとえば友人の友人のような、仲良くなれるといいなと思っていたひとが、最低限と考えている礼を失していると感じたら、もう会いたくないリストに加えますか。 ちょ…

思いつき

思いつきで通りがかりの美容院にはいったことがある。 ムンと暑い夏の夕方、土砂降りの雨が降りはじめて目にはいった道の脇の美容院に逃げこんで、「カットしてもらえますか」と頼んだ。 髪を濡らして(もう十分に濡れていたけど)天井から床までの大きな窓…

少々の未来

過去より、現在と少々の未来。

直感

五月九日 二週間くらいつきっきりでやったコンペの返事があり落選したとのことだった。単純にあれが実現しないのもったいないなと思って、そのままつい「なぜですか」と聞いた。 事業主曰く「第一印象では御社だったが社内で検討を重ね他社に決定した」そう…

益子陶器市へいくぞメモ

益子春の陶器市へ行くメモです。

熱海フォーエバー2019

妹に誘われて熱海旅行へいってきました

慣れない

公園を囲んで並ぶ黒々とした幹と白い線を引いて散る桜のはなびらが美しくて、雛を連れて帰った日の光景として覚えておこうと信号待ちのあいだじっと見ていた。車が動きだしてしばらくして運転席の母に「名前、トノコにしようかな」と言った。白い羽に混ざる…

#外からみる台所 を内から見てしまった

半日借りていた民家に叔母が携帯電話を忘れたことが分かり引きかえした。台所に入ると椅子のうえに置かれた携帯電話があっけなく発見され、ホッとして顔をあげるとこれはいつも外から見ている台所じゃないか。 偶然にも内から見ることができるとは。運命だな…

タフ

ただの日記です

みんな仕事が向いてない

みんな仕事が向いていません

食事と生活 7

ゆるめの菜食主義になってしまった話。

食事と生活 6

牛丼と煮込みハンバーグの話。

いやなものですね

ちょっとまえのことだけど生理がすこし遅れたので(もしかして…)と思ったまま一週間ほど過ごした。たぶんこれは違うなと感じてはいたけど、もしそうだったとしたら私はどうしたいだろうかとぼんやり考えた。 まだ違ってよかったと正直ホッとしてしまった。 …

睡眠と生活

二月八日 恋人が新幹線の事故に巻き込まれて死んでしまう夢を見た。事故の知らせを聞いた直後は普段通りに仕事へ行った。平日も、休日もこれでひとりか、と漠然と思った。半年ほど経った頃、昼間のホテルのロビーで恋人が好きだった映画監督に偶然会った。窓…

食事と生活 5

ひさしぶりの食事と生活シリーズ。

外からみる台所2017

外からみる台所、2017年のハイライトを振りかえります。 かつてここまで隠れながら自己主張する台所の窓があったでしょうか。 両開き窓の横いっぱいに棚板が渡されているところ、そして模様入りの型ガラスが良い!等間隔に置かれている鍋やヤカンも可愛らし…

酒の味

酔うために飲む酒はみっともない。ごもっとも。ごもっともだけど、みっともないと思いながら酔うために飲んだことがあるし、またいつか飲むこともあるだろうな。そういう酒がひとを救うのか腐らせるのかは分からないけどそういう酒の味を私は覚えている。酔…

ラップトップのスタンドを買った話

とくに目的もなく行ったIKEAでちょうどいいラップトップスタンドを買った。 ほんとはナプキンホルダーだったんだけどね。 バネとかで閉じる仕組みはとくになくて、挟んでいるものの重さで閉じるだけ。斜めに立てかけるスタンドみたいにやたら幅の出る印象が…

贅沢なひととき

今夜は会社帰りに急な雨に降られてしまいました。雨の日に濡れた傘を持つのがいやで、雨が降っていてもギリギリまで傘をささない性分です。一見無神経なようですが電線の下は歩かない、繊細なこだわりがあります。電線直下は電線に溜まった大きな雨粒にベシ…

それぞれの鏡のまえ

関係ないけど中学生の頃に読んだ「象の消滅」で嘘を嘘っぽいまま信じさせてしまう村上春樹の語り口に惚れていていまでも憧れている

本を読むたのしさの幅

村上春樹の本はよく読むけど、ぜんぶ読んでいるわけではない。私はハルキストではないし今後ハルキストになることもないだろう。でもこれからも何度も村上春樹を読むだろう。それでいいじゃないの、ね。 ただ彼には長く文を書いていてほしいな。 F・スコット…

細切れ

電車内の目にとまった広告が元宇宙飛行士の文だった。宇宙で感じたことについて子供にあてて綴られた親しみやすい言葉が、とてもありがたいものですよと全力で広告に演出されていて目で文を追ううち急激にシラケてきた。最終的にはちょっとインド行っただけ…

食事と生活 3

食事と生活の日記、3です。

洗濯物

当たり前の話なのだけど、一人暮らしをしていて家族がいないと「これだれの服〜?」みたいなことが起こらないな、と思いながら乾いた洗濯物を畳んでいる。実家の母も洗濯物を畳むたび「だれの服〜?」と子供たちを呼んだ昔を思い出したりするだろうか、しな…

食事と生活 2

五月十九日。 果物の皮を剥くときは原石から宝石を切りだすような気持ちでカットしている。皮を剥くのではなく、塊からみずみずしい果肉を取りだすイメージ。 宝石は面が多いほど輝きが増すけど、果物はなるべく少ない面で最大の果肉を得るようなカットがふ…

食事と生活

五月十六日。 会社帰りにスーパーに寄る。豚肩ロースのスライスがグラム93円。安い。豚肩ロースといえば、オーブンで蒸し焼きでしょう。 部屋に着いたら荷物を下ろして豚肉に塩と胡椒を振る。玉葱をたっぷり10㎜くらいの厚さに切ってクッキングシートに並べ…

ちょっとおこがましくて

自分を植物にたとえると何か、という他愛ない問いかけが話題に上ったのは会社の課員で飲みにきている居酒屋の席でのことだった。もとは社内報の裏表紙で新入社員に投げかけられていたものだった。 ご存知のように弊社は造園会社である。すぐに答えが出るのか…

野菜と果物の話

野菜のグッドパッケージデザイン賞を選ぶなら、グランプリはそら豆であると確信している。 豆を守る硬い鞘、さらにその内部で安全に輸送するクッション材。そして、なんといっても鞘をこじあけたときのプレゼンテーション力。 やわらかな純白の綿のなかにき…

最良の方法は使い分けるから最良たりえる

同僚が彼女と意見が食い違ったときホワイトボードで状況整理しようとすると「そんな仕事みたいにしないで!」ってキレられるって話してて、その場にいた同僚女性は全員「ホワイトボードいるやろ…」「あったほうがいい…」ってなってたので普段の仕事の脳の使…