へもか

憶測以上の確定未満

ボートを漕ぐように

どうも、rintaroです。

未来はあなたのどちらにあると思いますか。
身体のまえ?うしろ?

Kiroroも歌ってましたもんね、ほら、前を見てごらん、あれがあなたの未来って。

近現代の文化では未来は"まえにあるもの"となっていますが、昔は"うしろにあるもの"だったらしい。

たとえば「あとで会おう」と未来のことを「あと」と呼ぶところに残っているとかなんとか。「明後日」もそうなのかな。知らないけど。

点々と蓄積する過去をつなぐことで未来を予測するようになったとき、未来は"まえにあるもの"になった。

そう。過去の延長が未来だ。現在の積み重ねが未来なんだ。
予期せぬ事態を夢見る年齢も終わった。

 

「浮かべたボートを漕ぐように人は後ろ向きに未来へ入っていく」とポール・ヴァレリーがうたったように、未来の風を頬に感じて現在を生きていたい。

湯舟につかりながら思いました。
浴槽はボートに似ていませんか。