へもか

憶測以上の確定未満

家で作れる!水煎包!

 

どうも、rintaroです。

せともの祭で見かけた"水煎包(シュイチェンパオ)"の屋台。
白い生地を伸ばして具を包んで隣で焼いている大きな鉄板からシュワーッと蒸気のあがる光景を、ああなんだかおいしそうだった…食べたかったな…と思いだすほど食べたくなったので作ることにしました。

じつは水煎包は食べたことがないんだけど、こぶりな肉まんを焼いたようなものだと思うので作れるはずです。

 

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安全の設計

豊洲市場の件を見ていておもうのは"安全"な設計がもうどれだけ難しいのかってこと。

物理的な設計だけでは感情的な不安を和らげられる"安全"な設計はできないんだって思った。それはたぶん設計に携わるひとからすると一種の敗北かもしれない。素人は図面や仕様書から"安全"は読み取れないんだよ。読み取れないくせに設計者のことは信用しないんだ。なぜなんだ。

情報開示の駆け引きを含めたコミュニケーションや、ただセンセーショナルな話題をふりまきたいだけのマスコミを制御する政治的な部分も設計しなくちゃいけないんだろうか。そういう"安全"をデザインできるひとが必要なのかもしれない。

私の現在の仕事はあまり"安全"に関係ないけども、こういう話題を見ていると悲しくなってしまうよ。

真面目に仕事しているひとが報われますように。

今回の騒動から学べることがあるだろうか。

氷の器でアイスコーヒーをつくりたい 2

どうも、rintaroです。

前回までのあらすじ

冷凍庫の片隅を占拠し二日がかりで大きな氷を製造し、コーヒーを注いでみたがいろいろな点で完全なる敗北を喫していた。一方そのころ冷凍庫の占拠に不満を抱えていた家人は、冷凍庫の底でこぼれた水が強固に凍りついていることを発見する。のちに厳しく追及されることとなる。

 

反省と改善

1. もっと透明な氷にしたい: 不純物を除く

  • ミネラルウォーターもしくは沸騰させた湯を用いる
  • ゆっくりと凍らせるため断熱層で包んで冷凍庫で凍らせる

2. ヒビを(できるだけ)いれたくない: 急に温めない

  • 冷凍庫から取りだしたら冷蔵庫に移してから室温に15分ほど放置する
  • 熱いコーヒーを注がない

3. 穴を深くしたい: ノミで削る

 

コーヒーを注ぐ、という固定観念にとらわれていて前回は氷の器にアツアツのコーヒーを注いでいたが、考えてみれば、無茶だ!
サーバーに氷をセットして急冷したアイスコーヒーを注ぐ方針に変更する。

寡聞浅学の身でありノミで氷を削った経験はないけどなんとかなると思う。

 

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せともの祭へ行ったよ

どうも、rintaroです。

日曜日に瀬戸市せともの祭に遊びに行ってきました。
毎年九月の第二土曜と日曜に開催されている、器の廉売あり作家の出店あり屋台ありという陶器の町のお祭りです。

祭りに行く地元の人は毎年毎年器を買っちゃうんでしょうか。食器棚がすごいことになっちゃうよね!

瀬戸に住んでいる友人が誘ってくれたのでさっそく電車でゴー。

 

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氷の器でアイスコーヒーをつくりたい

どうも、rintaroです。

前回までのあらすじ

神戸には、大きな氷に穴をうがちコーヒーを注いで提供する喫茶店があるという。すごい。なんて美しいんだ。

 

氷ならつくれるじゃん、と思った

はい。

大きなタッパーに小さなタッパーを固定して窪みのある巨大な氷を作りました。
とりあえずコーヒーを注いでみる。

 

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残したくなかった人の愛の記録

愛が消え去り跡形もなくなったのなら、記録も一緒に消滅すればよいのである。しかし愛が消え去ったと思っている人間の心の片隅に、記憶というものが、いつまでも存在するように、記録もまた、永遠に存在するものなのだ。
(荒木陽子「愛情生活」p261)

荒木陽子さんのエッセイ集「愛情生活」(1997年)を読みました。

愛が消え去ったなら記録も一緒に消滅すればよい、と書いたその人が、残した愛の記録でした。

著者の荒木陽子さんは写真家の荒木経惟の妻であり自らも写真を撮りエッセイも書いていた。1990年に42歳で亡くなった。

 

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分からないんですよ

どうも、rintaroです。

ひとりで散歩しているときに周囲に人もいないことを確認して、指でつくった輪をかざして丸く切り取った雲や空の色を見るんです。私が写実主義の画家だったらあの雲を何色で塗れば描けるのか。分からないんですよ。空全体を見上げているだけだと何色なのか、分からない。それが切り取ってみると色が分かる。

こそこそと切り取って分かったことですが、空は思っている以上に灰色です。さまざまな色味の灰色です。カラーチャートで言えばグレイッシュトーン。スモーキーなピンク。シックなネイビー。そういうのが空の色です。

全体を見なければ分からないこともあって、一部を切り取らないと分からないこともあるな、と思います。